オンバトで育った

朝仕事に行く配偶者を見送りがてらティアキンの話をしたら微妙にネタバレしてしまった。最悪の油断による最悪の見送りになった。

配偶者が出かけたあとは出しっぱなしにしてた『小公女』のいちばんサビの部分を読んでから掃除と洗濯をした。小公女も最後にはちゃんと本棚にしまった。

下着プラス一枚(ヒートテックなど)着た状態でうろつき回るのが気楽で好きなのだが、休日に家でひとりのときは思う存分それができるので嬉しい。お風呂掃除とか水回り綺麗にするときとかも濡れなくていいし。

 

午後は脱毛に行った。

施術室に案内してくれるおねえさんが途中で「……?」となって足をとめて、靴の裏にくっついたらしいテープみたいなものを取った。私も「……?」となりながら黙ってそれを眺めていたんだけど、そのあと謎の空気になって二人で「フフ、すみません……」「いえ……」と笑い合った。

脱毛のクリニックのスタッフの方たちは丁寧でやさしい。信頼している。

 

脱毛はじめるとき、お金けっこうかかるし人前ですごい格好にならなきゃだし肌トラブルもあるかもしれないしで、自分で決めたくせに「ほんとにやっちゃうのかあ」って憂鬱になっていたんだけど、いちばん最初のカウンセリングを終えたあとにスタッフさんが「楽しみですね」って声かけてくれて、それでああ楽しみにしていいことなんだって思えて気が楽になった記憶がある。

あのときのスタッフさん、自分を助けてくれたひととしてずっと覚えていたい。

 

 

帰宅してからザセカンドを見た。超新塾がステージに出てくるときちょっと泣きそうになった。三四郎の「キングオブコメディ!?」も好きだった。