皮膚

バスの吊り革をつかんだ際にシャツの袖が滑り落ちて手首あたりの肌が晒されるかたちになったんだけど、ほくろがいくつも見えてなんかいいなと急に思った。

親指のつけねと手首の内側、その斜め下にもひとつ。角度的に見えないけど、薬指の側面と手首の外側にもある。

一般のひとよりほくろの数がかなり多くて、まあ指摘されるとちょっと恥ずかしいかなくらいでそもそも別にコンプレックスというわけでもないのだが、下がった袖からほくろが覗くというのがなんか物語性があって、おおなんかいいじゃん! となった。

とはいえ去年くらいに「そこにあるのはさすがに邪魔じゃない?」という顔面のほくろを二、三個除去した実績がある。

レーザーできれいに消えたのは楽しかった。まだいっぱいあるし、また気が向いたら除去してもいいなと思う。

 

何年か前に退職した元社員の方が赤ちゃん連れで会社に遊びにきてくれたため、みんなで仕事を放り出してきゃあきゃあした。午前の仕事はいつもの半分くらいしか進まなかったけど毎日これがいい。毎日赤ちゃんがうごうごするのを眺めて仕事をないがしろにしたい。

 

 

駅前を歩いているときアオスジアゲハに並走されてておもしろかった。気温が上がったのと薄着だったのとで香水がよく香ってよかった。